2014年1月8日水曜日

今年初全協

本日は今年初めての議員全員協議会でした。

議題は
「グリーンケミカル(株)の補助金不正受給刑事事件への対応について」でした。
所謂ジュオン問題です。

本日は調整運転の契約書が未提出だった件がどうなったかと、機械整備の不具合について担当より説明を受けました。

現在、不正事件を起こした会社からグリーンプレジールという事業継承に興味を持つ新しい会社へ本当に引き継げるかを見極める為、その会社同士で使用貸借に契約を結んで調整運転をしようとする局面を向かえております。

ズルズルと時期が後ろへづれ、当初年度内に市が見極めようとしていたものが難しい状況にありそれだけでも腹立たしいのですが、その使用貸借契約を結んでから10日後に報告を受けただけでなく、その契約書の写しもないままに議会に説明をした態度、本当に信じられない事でした。

本日はようやく契約書が昨年末に提出された事を報告されました。

また、今もってなると尚機械整備の不具合があることについての報告を受けました。
これは原料を微粉砕をする工程の4つのうちの三番目、BPM粉砕機目というのが4つついているのですがそこが仕様書どおりの能力を発揮していないということです。

12月議会で取り上げて、一体どうゆう事かと最終日の全協で紛糾したものを改めて報告したというわけです。

そこでの説明で驚いた事に、完了検査を市の担当者が行った後、1ヶ月も経たずに不具合が会ったこと。4つあるうちの1つはメーカー保証でにより改善対応したが、残り3台は改善しないことを条件に、グリーンケミカルへ金銭を支払う事で終了したということでした。額にして800万円。

不具合の原因は仕様書と実際の原料の差(含水率、嵩比重)、熱量不足により機内に粉砕した木粉が滞留する為です。

そうした説明を受け、私を含めて複数の議員から
「完了検査は本当にキチンと行ったのか」
「1ヶ月もせずに不具合が起きるようなものが成り立つのか」
「直さずに金銭で解決するというような事があっていいのか」

等様々質問という形でぶつけました。

しかしながら、完了検査は間違いなくきちんと行った。車でいうリコールみたいなものだ。などという答弁に終始し、国には全事業調査報告書で国に報告し交付決定の取り消しと補助金返還命令を行う考えを示し、国からの意見待ちだ。ということでありました。

また、調整運転をしようとしているプレジール社はその事を承知であり、とりあえず残る1つで行う。個々の機械設備を点検しながら、修理が必要なものについては簡易なものは修理し、大規模なものは見積りをとる。実際に木粉の製造確認を行いプレジール社としての事業継承の判断を行う。なお調整運転はプレジール社の判断で中止される場合がある。庄原市にはその都度報告をするようです。

何回議論しても疑いの感情しか湧いてきません。

2月上旬より調整運転が行われ、速やかに検討委員会を開き、市として事業継承の判断をすると最後に答弁し、ひいては検討委員会の為の補正予算を近々上程するので議員の皆様のご協力をお願いしますと言って退席されました。

なかなかうまく分かりやすく書けているかわかりませんが本日の全協は以上でした。

また落ち着いて書きたいと思います。

本日の気にワード

「まあ」

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