2014年6月1日日曜日

小規模企業振興基本法

おはようございます。
今日から6月。定例会も16日から始まります。
気持ちを引き締めて、体調管理も気をつけて参ります。

さて昨日は広島県商工会青年部備北ブロック資質向上研修会及び主張発表大会備北地区予選会に出席しました。

研修会では商工会員にとってこれから期待している小規模企業振興基本法についてと新たな価値の創出について学びました。
国内の全事業所・企業386万社の99.7%、385万社は中小企業・小規模事業者であり、うち小規模事業者が334万社(全体の86.5%)を占めています。しかしながらこれまでは中小企業基本法でひとくくりにされ政策を進めていました。しかし、100人200人の規模の会社と20人以下の小規模事業者では事業規模の格差も顕著であり不具合が多分にあるので現在この法案が制定されようとしています。
企業の強み(商品や技術、サービス)が価値で判断され、小規模企業者でもしっかりと社会構造や環境の変化に対応でき、経営を継続できるよう、どんどん活躍できるよう振興基本法を制定し小規模事業者支援にあたる政策を打ち出していく流れが出来るようです。それをうまく活用しようということでの勉強会でした。

また、規模では勝てないのだから競合商品より割安というベクトルでなく、競合商品より魅力的に!というお話もありました。
価値の4層構造、基本価値・便宜価値・感覚価値・観念価値を踏まえ、さらに
「マスから個へ」オーダーメイド
「モノからコトへ」サプライズ
「競争から共創へ」コラボレート
新たな価値をプラスしていこう。
間違ってはいけないのは、価値の押し付けをしないこと。たいせつなのは、受け手となる対象者が感じる価値であるというお話でした。

事業者だけではなく自治体にも通じる話であったと思います。

第2部の主張発表大会では、我々の部長松永さんが代表で発表されました。
堂々とした態度で、話の構成も練り上げられており、商工会は事業者の学校であるというメッセージもうまく取り入れた素晴らしい発表でした。
惜しくも5人中2位ということで残念ながら県大会出場は叶いませんでしたが、部長して我々に道しるべを下さった発表でした。
大変お疲れさまでした!

では今から吾妻山の山開きへいって参ります。
皆様も是非。

昨日の気にワード

「お金のかかるマーケティングはいりません。」

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