11月も後半で今週中に12月になります。
当然ですが寒い。それが厳しくなってきています。
今日なんて雪の寸前じゃないかってくらい冷たい雨でした。
というわけで雪が降る前に一度島根県境の近くへ行かねばと思い行きました。
まあもちろん今日1回で済むわけはないのですが。
県境近くまで行くのにやはり1時間近くかかってしまうんですね。
さすが広さ西日本一の庄原市です。
香川県の3分の1の面積に4万人弱の人口です。
1キロ×1キロの広大な面積に31人しか住んでいないのです。
年間500人人口が減り、周りは山だらけ。っていうか町が山そのもの。
でも、よく考えればそれ自体がアドベンチャーワールドなんですよね。
ゲームしなくてもリアルにモンスターをハントできるかも。
もっぱら最近はイノシシクエストにみんな没頭しています。(なかなかクリアできませんが)
私も小学生の頃なんて学校帰りに山道に入っていろんな果実などを食べ、蛇をまわし、イガイガするやつにやられていました。
未だにキノコ狩りと称して藤岡弘ばりに道なき道を探検している人もたくさんいます。
市が破たんし、県が破たんし、国が破たんしてもサバイバルで生きていける町なんですよね。
つまりどうなっても生存権は担保されているのです。
文化は死なないですし。
では、そこに何があれば付加価値として町の魅力になるのか。
生きてるだけで丸儲けだけど、どうせなら幸せに暮らしたい。
幸せとは何か?豊かさとは何か?
価値観は多様化し、物差しがたくさんある。いや物差しがないなかで、どんなビジョンを描けばいいのか?共感していただけるのか?感動していただけるのか?
それは「夢」が持てるかどうかではないでしょうか?
夢とは未来への希望です。
夢とはご馳走です。
「社長になって億万長者になる」でもいいでしょうし、
「次のグランドゴルフ大会で優勝する」でもいいでしょう。
夢に貴賎はありません。
しかし夢は破れるとダメージが大きいです。
「自分の努力が足りなかった」
「運がなかった」
「夢だと思ったものは夢ではなかった」
いろんな原因で夢は破れます。というか夢がかなうことの方が少ないです。
そして挫折を味わうと人は落ち込み、夢を否定してしまいます。
でもそこで大事なのは次の夢が見れるかどうかだと思います。
夢破れた人が次の夢を見れる場所。そんな温かさが田舎にはあります。
空も山も川も森も否定しません。
都会で見た最初の夢が破れても、田舎で見た次の夢が叶えばいいじゃないか。
そう言ってくれる気がします。
田舎は次の夢が見れるところ。だって死なないから。
店ないし、携帯すら入らんとこあるし、人間関係ややこしいけど可能性は無限大です。
そんなこの町が私は好きだ。
思いついた時に気軽に引っ越してこれる町にしたいですね。
今日の気にワード
どんな町に住みたいですか?
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