「永谷研一氏セミナー 反転授業 ICT利活用教育とは」に参加してまいりました。
会場は広島市中区のCoworking Space Shake Hands
よくある研修会と違いカフェスペースのような場所で講師の方と距離の近いアットホームなセミナーでした。
講師の永谷研一さんは佐賀県武雄市の反転授業について長らく関係してこられた方でICT利活用教育のスペシャリストとも言うべき方です。株式会社ネットマン代表取締役であり発明家です。目標達成のための行動習慣化手法「PDCFAメソッド」の開発をされた方です。
教室にタブレットはなぜ必要か
・児童生徒の学習の充実
・児童生徒の情報活用能力育成
・教師の授業の充実
・教師の校務の効率化
反転授業という言葉が先行してそこが殊更強調されて報道されている感はありますが、まず子供と教師のふれあいの時間を減らすものではありません。そしてタブレットばかり使うわけではありません。
教育効果(学力)が上がった理由は教員も授業でタブレットを使用する事により授業運営の効率が上がり学び合いや個別指導の時間が増えた事が大きく影響しています。
デジタルとアナログが補完し合うのです。
効率的な指導の為には机間授業をしている時に手元で児童一人ひとりの理解度を把握する必要がありますが、それに大変効果を出しています。
○つけの五分が必要なくなりその分個別指導ができますし、その間他の子供は自分で繰り返し理解を深める事ができるわけです。
また武雄市が成功している理由として学校を超えて教員が集まり授業の実践事例を公開しお互い高め合う文化あるからとおっしゃっていました。市長や教育長、教育監が目立っていますが、その前から教員一人ひとりの学び合いの文化があったからこそという事です。
本日は実際に少し体験をしたり、授業風景のスライドを見ることなんかもできました。
子供たちは三角定規等を使うようにタブレットを使うようです。
右手に鉛筆、左手にタブレット。
また、ノートを取るのが非常にうまいそうです。
三年間で子供が壊したタブレットは無く、使うときに出し使わなければしまう。
授業のねらいなども家で予習できるのです。
とまあつらつらと本日のセミナーから聞き取った内容を羅列しました。
また、本日はセミナー後懇親会がありましてそこでも様々な出会いを頂戴し、非常に有意義な一日でした。
本日の参加者の方は教育関係者、キャリアコンサルタント、端末メーカー、NPO関係者、議員の方が多く地域で、職場で、置かれた場所で咲いてらっしゃる方ばかりでした。
自分の役割を思いを持って活動されている方にふれ、自分ももっとと思うと同時に、教育をもっとイノベーションしたいと思います。
本日の気にワード
「教育×IT×コミュニケーション」
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