2014年2月25日火曜日

マッチング商品お披露目フェスタ

本日はしょうばら産学官連携推進機構主催のマッチング商品お披露目フェスタに参加させていただきました。

しょうばら産学官連携推進機構とは庄原市の商工団体(庄原商工会議所、備北商工会、東城商工会)、庄原農協、県立広島大学、庄原市によって組織された大学の持つ研究資源を利用して産業界、大学、行政、地域社会などの連携を強化し活力ある地域を創造するための橋渡しをする組織です。

簡単に言うと産学官のなかを取り持って産業振興や地域活性、地域課題の解決をはかるものです。

本日はその事例発表(新商品お披露目)と「地場産品を活用した新商品開発」についての基調講演がありました。

基調講演は道の駅萩しーまーとの駅長であられる中澤さかな氏に「萩の地魚もったいないプロジェクト」を通して厳しい競争に勝ち抜いていくための考え方を学びました。

萩ではマイナーな、今まで蹴飛ばされていたような雑魚をスターにする商品開発をすすめてらっしゃいます。

最初はありきたりの商品開発でしたが、次第にレッドシーからブルーオーシャンへ。
ありふれた普通の加工品を作って激しい価格競争に巻き込まれるよりも、今までなかったような比較対象のない新たなジャンルの加工品へシフトし、ようやくスター商品が2,3出てきました。

当初より東京のハイクラスなところへ売り込む事を考えておられ、それを進めていくなかでそのように達されたようです。

魚を食べることをオシャレに演出するというコンセプトで様々な商品を企画されその中から世界へはばたく商品も出てきました。

また、それまで沖合投棄されていたものが新名物になるまでに至りました。

発想とメディアの使い方、そしてコンセプトがぶれずに粘り強く取り組まれた成果だと思います。

しっかりと売り場をイメージして商品を作るというのが我が町には決定的に足りていなかったと参加者みなさん気づかれたと思います。

また勝ち抜く為の条件として
①美味しいは当たり前
②地物素材の使用も今や当たり前
③地域の食文化・食習慣も色濃く反映
④その上で「美味しそうに見えること」が重要
⑤さらに、話題にしたい面白さや食べるのが楽しくなる演出が必要
と示されました。

やはり魅せ方とストーリーが大切だと感じました。

庄原市のいいとこをしっかりと発信し、地域ぐるみで盛り上げて行かねばなりません。

オール庄原市で、寄ったついでではなくそれを目的に来ていただけるものを一つでも多く作りましょう。

ブランドを作るのは10年以上必要です。
粘り強く。

本日の気にワード

「健康志向」

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