2014年11月10日月曜日

テンミリオンハウス

おはようございます。
先日の武蔵野市の取り組みの一つにテンミリオンハウスというのがあります。

名前の通り一軒あたり1000万円の運営補助等の活動支援を行う事業です。
地域の実情に応じた市民などの共助の取り組み。

第1号の川路さんちが15年前に出来て以来7カ所のテンミリオンハウスがあります。
ミニデイホームのようなものやサロン、緊急ショートステイ、子供対象の高齢者による講座など施設ごとに様々な取り組みをされています。
私たちはそのうち2軒お邪魔したのですが、プログラムをあまり決めずにやっているところと割とバチッと決めているところとそれぞれの色が出ていました。

週5日~6日。10時~16時。施設により9時からもあり。
利用料は500円から1000円程度。(昼食込み、喫茶利用100円~)
運営主体は市民グループやNPO法人。
スタッフの時給は900円程度。

共通すると思うのが食事の充実。
あれだけの種類で美味しそうで、何よりみんなで食事が出来る。
魅力です。

利用者の方ももう15年通っているかたもあり、皆さんお元気で体操をしたり編み物をしたり、おしゃべりに花を咲かせていらっしゃいました。
一緒に行った八谷議員も彼女たちからしたら随分後輩でした。

もともと武蔵野市の前の市長が介護保険制度が出来る際に始めました。
介護保険反対でした市長は導入が決まるとならばということで、制度からもれるかたの為に何かしないということでこの事業を始められました。
1000万円の運営補助が高いと感じられる方もおいででしょうが、計算しますと一人年間10万円~20万円かけてニーズに応えています。
介護保険の場合はこの金額ではすまないですよね。

何よりも元気で長生き。
高齢者の方が担い手になっている。
市民の身近にあって、小さな規模で、軽快なフットワークで。
市民のニーズに応えるのが身上です。

ちなみに施設自体は市に寄付された物件や未利用物件を活用されています。

昨日の気にワード

「遠慮という名の罪悪感を捨てる」

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